由利本荘市企業局下水道課は、本荘処理区公共下水道整備に関し、水林浄化センター(水林423)の水処理A系設備更新工事を11月頃に公告する。曝気装置などの機械設備や電気設備を更新するもので、工期は620日間。本荘処理区と西目処理区との統合には6年度から着手する見込み。
事業は、機能強化のため水林浄化センター(本荘処理区内)の設備を更新した後、本荘処理区に西目処理区と子吉処理区を統合するもの。水林浄化センターの設備更新については、水処理B系設備(処理能力4,200㎥、標準活性汚泥法、平成14年供用)の更新を今年3月に完了している。
今回、更新する水処理A系は平成3年に供用された処理能力4,000㎥、OD(オキシデーションディッチ)法の設備。今年度当初予算では、工事に係る2カ年継続費として3億580万円(年割額:5年度1億5,330万円、6年度1億5,250万円)を設定済み。
水林浄化センターの設備更新後に着手する西目処理区と子吉処理区の統合のうち、西目処理区の統合には6年度から着手する。本荘・西目処理区統合詳細設計はオリジナル設計でまとめた。
なお、子吉処理区の統合については、現在計画を検討中。
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秋田建設工業新聞社