横浜市港湾局は、赤レンガパーク休憩棟と大黒ふ頭先端緑地で、公民連携によりカフェやグランピング施設といったにぎわい施設の導入を検討しており、民間事業者に参入意欲を聞くため、サウンディング調査を実施する。今後のスケジュールは対話結果を踏まえて決定するが、市は本年度中に公募の上、事業者を決定したい考えだ。
サウンディング調査は赤レンガパーク休憩棟と大黒ふ頭先端緑地、それぞれについて実施する。10月27日まで申し込みを受け付け、10月31日〜11月7日に対話を行う。
赤レンガパーク休憩棟では、既存施設を改修し、カフェなどの飲食機能の導入を想定する。
休憩棟の規模は鉄骨造平屋200平方b。休憩所の面積が100平方bで、残りはトイレとなる。2002年に完成した。
24年度の供用開始を目指し、事業内容やスケジュールについて意見を求める。提案に当たっては休憩棟の周囲にある緑地約3200平方bの活用も可とする。
所在地は中区新港1地内。みなとみらい線馬車道と日本大通り駅から歩いて約6分の場所にある。
大黒ふ頭先端緑地では、グランピング施設などの開設を想定する。現況の敷地は7400平方bで、隣接する土地を含め最大1万平方bまで活用可能。構造物はないが樹木が点在する。事業期間は10年以内で、事業者の申請により更新できる。
所在地は鶴見区大黒ふ頭20。JR鶴見駅からバスで約27分の場所にある。
提供:建通新聞社