日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/10/13
【埼玉】入間市 立地適正化計画の策定に着手
入間市はコンパクトなまちづくりを推進するため、立地適正化計画の策定に着手する。策定業務委託の優先交渉権者を決める公募型プロポーザルの手続きを11日に開始した。順調ならば年内に契約を結び、2025年度末までに内容をまとめていく見通し。
立地適正化計画は、将来的なコンパクトシティの形成を目指し市町村が策定するもの。計画に基づいて居住機能や都市機能を適切に誘導し、将来的な人口減少・少子高齢化に対応する。市の人口推移や公共交通網の特性を踏まえ、適切な計画内容を検討していく。
プロポーザルの参加表明書提出を27日午後5時まで、持参または郵送(期限必着)で受け付ける。12月13日にプレゼンテーション審査を実施し、同21日までに結果を通知する。参加者が4者以上の場合はプレゼンテーションの前に書類審査を行い、候補を3者以下に絞り込む。
参加できるのは23・24年度市指名競争入札等参加資格、JIS Q 15001、ISO09001を有する単体企業。地方公共団体が発注した立地適正化計画策定に関する業務を履行した実績なども求める。委託期間は26年3月25日まで。見積限度額は税込み2772万円となっている。
参加表明書の提出や問い合わせは、都市計画課(〒358−8511 入間市豊岡1−16−1、04−2964−1111内線3382)まで。