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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/10/13

【埼玉】大宮で県産品フェア2023が11〜12日に開催

 埼玉県建設資材県産品フェア実行委員会と県の共催で11日、県産品フェア2023が始まった。今回は、過去最多となる60ブースが出展。会場の大宮ソニックシティ第1〜5展示場には多数の関係者が来場した。フェアは今日12日まで開かれ、また県ホームページでも製品・技術を紹介している。
 開会式で星野友博実行委員長(日之出水道機器埼玉営業所長)は「年に1度の祭典で、今回で19回目を迎える。日ごろから数多くの変化にさらされ、自らも常に変化を求められている。建設業界においても各地域、各事業体様のニーズは日々、刻々と変化している。『来て、見て、触って』もらえるいい機会。すべての方にとって『有意義なフェアだった』と思えるような会にしたい」とあいさつした。
 続いて登壇した県土整備部の武澤安彦副部長は「大宮ソニックシティの展示場で開催することとなり、広い会場となり、大宮駅からも至近となった。本年度は建設DXに関しても出展いただくことになり、過去最大の出展数となった。国・市町村、建設事業者、設計事業者等、積極的にPRをしていただきたい。また県産材の活用を、県としてもしっかりと取り組んでいきたい」と述べた。
 来賓として出席した埼玉県建設業協会の小川貢三郎会長は「建設業は天候に左右され、暑さ、寒さが厳しい中においても、定められた工期内に品質が確保された良好な工事を行っていく必要がある。一方で人手不足は深刻な問題。デジタル技術(DX)、生産性向上などを目的に、いかに省力化していくか。優れた製品・技術について、発注機関の皆さまには積極的に採用をしていただければ、建設企業の生産性向上に向けた後押しになるとともに、県内経済の活性化につながる」と話した。
 その後、出展者を代表して、丸栄コンクリート工業埼玉支店埼玉営業1課の藤石祐太郎係長が「この県産品フェアは、県産品の魅力を来場者に伝える最大のチャンス。良い製品を存分にアピールしていきましょう」と開会宣言を行った。