高知県高知土木事務所は、鏡ダムから浚渫土砂を搬出する管理道路の新設を計画しており、詳細設計を2024年2月末までの納期でタカチ測建(高知市)に委託した。25年度に用地測量、26年度から用地買収と進める。
鏡ダムでは流入した土砂を年間2000〜3000d浚渫して搬出しているが、堆積土量が増えてきているため、上流に新たな掘削場所を設けるとともに、県道南国伊野線に接続する搬出用道路を新設するもの。道路の概要は延長370b、幅員4〜5b、アスファルト舗装あり。現地は斜面で主に農地を通すため部分的に大型ブロック積み擁壁を設ける見通し。
同事務所は「掘削箇所を増やすことで浚渫土量をできれば現在の倍くらいまで増やしたい」としている。道路新設には複数年かかる見通し。工事場所は高知市鏡今井ほか。
提供:建通新聞社