JR福井駅西口の中央大通りと駅前電車通りに挟まれた三角地帯で第一種市街地再開発事業を計画する、福井駅前電車通り北地区B街区市街地再開発組合(藤井裕理事長)は10月末、「福井駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事」を、指名競争入札で開札する。既に指名通知を終えている。
持続可能な商業による賑わい創出と福井の「まちなか」で子どもから大人、高齢者といった多様な世代に対応したまちづくりを目指すもので、用途は商業施設、医療福祉施設(クリニック、通所リハビリテーション)、分譲住宅(62戸)。
規模はRC造地下1階地上10階建て延べ約6820平方メートル(敷地面積約1132平方メートル、建築面積約900平方メートル)。事業費は約49億円。2024年1月の着工および25年11月の完成を見込んでいる。
つくし野病院などの千寿会医療福祉グループが参加組合員となっており、住宅保留床の取得者についてはタカラレーベンを予定。
事業推進コーディネートおよび実施設計は、ユーデーコンサルタンツ(大阪市中央区)が担当している。