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　成田市は、不動ケ岡地区約23・59haにおける土地区画整理事業の事業計画案を明らかにした。事業期間は、組合設立認可の公告日から２０３１年３月まで。計画人口は約１４００人（人口密度約60人／ha）。総事業費は75億５５００万円（うち工事費71億１４００万円）の見込み。12月の成田市不動ケ岡土地区画整理組合設立認可取得を目指す。
　工事費の年割額は、23年度13億５１００万円、24年度14億１１００万円、25〜28年度各10億１１００万円、29年度３億７００万円、30年度１００万円。
　土地利用計画は、道路用地４・89ha、公園用地３・35ha、緑地０・58ha、調整池１・25ha、水路用地０・04ha、商業施設用地６・９ha、住宅地６・35ha、墓地０・23ha。国道51号と地区内幹線道路に囲まれる大型街区に商業業務系、地区南東に低層住宅、地区北東に中層住宅を配置。公園は、既存緑地を生かした大規模近隣公園１か所を整備する。
　区画道路の整備延長は▽幅員16ｍ＝Ｌ７２２ｍ▽幅員10・５ｍ＝Ｌ１３２２・５ｍ▽幅員６ｍ＝Ｌ１７４９・６ｍ▽幅員４ｍ＝Ｌ７４３・９ｍ。
　幅員16ｍの市道不動ケ岡論田苅分線を幹線道路に位置付け、同路線と並行して幅員10・５ｍの区画道路、また各住居系街区へのアプローチとして幅員６ｍの区画道路を配置。そのほか、国道51号の歩道拡幅と緑地帯、幅員４ｍの特殊道路Ｌ５３７・５ｍを整備する。
　排水施設は、公共下水道計画に基づき、分流方式とする。雨水は、地区内調整池で一時貯留し、根木名川汚水１号幹線排水路に接続する。
　供給施設については、上水道（市営）、都市ガス（東京ガス）、電気（東京電力パワーグリッド）、電話（東日本電信電話）。また、無電柱化推進計画に基づき、無電柱化する。
　事業区域は、不動ケ岡字ソリ田ほか。現況の土地利用状況の割合は、山林・原野54％、公共用地９％、宅地６％、農地19％、その他12％。地区の人口は約20人（人口密度約１人／ha）。地区内の商業系建築物６棟のうち２棟、一戸建ての住宅６棟、倉庫４棟を移転または撤去する。共同墓地１か所は存置する。
　21年７月29日には、戸田建設と「業務推進に関する協定」を締結し、業務代行予定者に決定した。