トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2023/10/12

【群馬】県建設企画課 ぐんま県土整備プラン見直し 24年度に原案公表


県建設企画課は「ぐんま・県土整備プラン2020」の見直しに着手しており、このほど、策定スケジュール案を示した。2024年度に素案の作成や原案公表、パブリックコメントなどを実施し、同年度末に次期県土整備プランを公表する運びとなる。計画の見直しにおいては、これまでの主要事業である防災・減災対策の進捗や、県の政策の方向性などを反映させる。年度内は、県民意見を反映した骨子作成などを進めていく。
現行の計画である「ぐんま・県土整備プラン2020」は、最重点施策を災害レジリエンスbPの実現とし、2040年に目指す将来像の実現に向けて道路や河川、砂防施設、県立公園、下水道、県営住宅など社会資本整備や維持管理を「どのような考え方で、どのように進めていくか」を示したもの。20年度から29年度までの10年間を計画期間としており、県土整備分野の最上位計画となっている。
次期県土整備プランは、防災・減災対策など主要事業の進捗と、今後の群馬県に対する政策の方向性などを踏まえ、策定から5年を経過する25年度から34年度までの10年間を計画期間に設定している。
策定スケジュール案によると、年明けには地域課題などについて市町村長、県議会議員、外部有識者委員会などからの意見を反映した計画の概要、政策、施策体系などを示す骨子を作成。県議会第1回定例会において提示する。
24年度に基本構想(概要)、基本計画(概要)といった検討案を作成するとともに、骨子などについて県民意見を反映し、県議会第2回定例会へ計画一覧表の提出および検討案の説明を行う。9月ごろには基本構想、基本計画、主要事業などを含めた素案のたたき台を示す。県議会第3回前期定例会で説明、県民意見を反映した後に11月ごろにも素案を作成し、後期定例会での説明を実施する。その後、原案についてパブコメなどを実施。意見などを反映させた計画案を25年第1回定例会で審議し、議決を経て公表となる運び。
なお、策定スケジュールについて現時点での予定となっており、変更となる可能性もあるとしている。