富山県土木部建築住宅課は、8月の新設住宅着工戸数をまとめた。それによると、着工戸数は453戸で前年同月比6・8%の増加を示し、2カ月ぶりのプラスに転じた。新設住宅の床面積については、計3万8328平方メートル。
利用関係別の戸数は、貸家が199戸と前年同月と比べ大きく増加し、持家214戸、給与住宅2戸、分譲住宅38戸となった。
構造別では木造住宅が計407戸で、新設住宅に占める割合が約89・8%。内訳は、在来307戸、2×4が95戸、プレハブ5戸。非木造は466戸(在来3戸、プレハブ43戸)だった。
建方別は、一戸建て256戸、長屋建て65戸、共同住宅132戸。資金別は、民間資金が433戸、住宅金融支援機構14戸、その他6戸。
市町村別の総戸数を見ると、富山市が236戸(うち木造戸数219戸)で最も多く、高岡市78戸(同64戸)、黒部市35戸(同23戸)、射水市32戸(同32戸)、砺波市15戸(同15戸)と続いた。
2023年度の累計は2444戸で、同0・2%減となっている。