美咲町は、多世代交流拠点整備事業費として1億9000万円を9月補正予算に計上した。同事業費は行政棟と生涯学習棟の2棟に太陽光発電設備を設置するための費用で、設置内容などは町内でまとめた。
設置工事については、現在、新庁舎や議会・図書館などを含めた「多世代交流拠点」の新築工事を進めているライフデザイン・カバヤ(岡山市北区)との随意契約を目指し、協議を進めている。太陽光発電設備は50`h程度で、行政棟と生涯学習棟に1基ずつ、合計2基を想定している。
現在進行中の多世代交流拠点の整備内容は、3カ所に分散していた役所機能を新築する「行政棟(新庁舎)」に集約する他、図書館や公民館、保健センターなどが入る「生涯学習棟」や、今までの物産センターを建て替え「産業観光棟」を建設。3棟からなる複合施設を整備し、機能を集約させることで、子供から高齢者まで多くの人が自然に集まる中心拠点を目指す事業となっている。
施設規模は、行政棟が鉄骨造2階建て延べ2860平方b、生涯学習棟が鉄骨造2階建て延べ2029平方b、産業観光棟が鉄骨造平屋514平方bとなっている。設計・施工は、ライフデザインカバヤ・丹羽建築設計事務所JVが担当。開所予定は生涯学習棟と産業観光棟が2024年3月、行政棟は同年11月ごろ。場所は原田2144ノ1他。
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提供:建通新聞社」