愛知大学(名古屋市東区筒井2ノ10ノ31)は、豊橋キャンパスの新棟建設計画に、10月から着工する。10月6日には地鎮祭を執り行う予定。2025年3月に完成し、25年秋から順次、共用を開始する見通しだ。
新棟の規模、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約1万2000平方bを想定。25年秋にオープンする1〜2階には、コミュニケーションラウンジや情報メディアセンター、自習スペースなどを整備。26年春にオープン予定の3〜4階には、およそ100万冊を蔵書する図書館などを設ける。
建設地は、同キャンパスの中心に位置する「そよかぜ広場」の東側隣接地、旧3号館の跡地。隣接する既存棟と新棟を渡り廊下で結ぶことで、学生の交流の活発化を図る。
設計は日建設計(東京都千代田区)、施工は鴻池組名古屋支店(名古屋市中区)が担当している。
愛知大学は、26年の創立80周年に向けて豊橋キャンパス内の施設整備を進めており、今回の新棟整備もその一環となる。現在は、敷地西側の副門から南側の本館をつなぐ一帯のランドスケープ工事を実施中で、24年3月末までの完了を目指す。ランドスケープ工事の設計は日建設計、施工は東亜道路工業(東京都港区)が担当している。
豊橋キャンパスの所在地は、愛知県豊橋市波田町1ノ1。
提供:建通新聞社