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　ネクスコ東日本は２日、２０２３年度発注見通しを更新した。
　２４年９月までの間に発注予定の契約制限価格２５０万円を超える工事および調査等が対象。新潟支社発注分をみると、ＷＴＯ基準額（２２億８０００万円）以上の案件には、磐越自動車道で計画される龍ヶ嶽トンネルや黒森山トンネルなど４件が盛り込まれた。
　想定工事規模５０億円以上とされる福島県耶麻郡西会津町「磐越自動車道龍ヶ嶽トンネル工事」の概要は延長約４・０キロ、トンネル延長約３・５キロ、切盛土量約１万立方メートル、橋台・橋脚約５基。工期が約８５カ月。第４四半期の公告、２４年度第２四半期の入札予定。福島県耶麻郡西会津町―新潟県阿賀町「磐越自動車道黒森山トンネル工事」の概要は延長約３・０キロ、トンネル延長約２・５キロ、切盛土量約５万立方メートル。工期は約６５カ月。２４年度第２四半期の公告、２４年度第４四半期の入札を予定している。
　ＷＴＯ基準額以上５０億円未満の案件では、阿賀町―新潟市「北陸自動車道山田高架橋耐震補強工事」（工期約４０カ月）と富山県下新川郡朝日町―糸魚川市「北陸自動車道市振トンネル照明設備更新工事」（約４５カ月）の２件となっている。
　そのほか、１３億円以上ＷＴＯ基準額未満については、群馬県利根郡みなかみ町―新潟県小千谷市「関越自動車道Ｒ６湯沢管内舗装補修工事」（約２５カ月）、燕市―新潟市他「北陸自動車道Ｒ６新潟管内舗装補修工事」（同）の２件が盛り込まれている。
　また、調査等は条件付一般競争で▽磐越自動車道西会津―津川間工事発注用図面作成業務▽磐越自動車道野沢地区協議用資料作成業務―など、公募型プロポーザルで「上越管理事務所管内橋梁耐震補強設計に関する基本契約（その２）」が登載された。