建設新聞社
2023/10/04
【東北・宮城】東北大星陵ライフサイエンスラボの設計者特定
東北大学は、「東北大学(星陵)ライフサイエンスラボ新営その他設計」と「同電気・機械設備設計」の委託者選定へ簡易公募型プロポーザル(拡大)を実施した結果、建築は久米設計、設備はテクノ工営を特定した。今後見積もり合わせを行い、契約する。
星稜団地内にRC造7階建て、延べ4000平方b規模で免震構造の「ライフサイエンスラボ」を新設する。未来型医療を担う創薬研究開発について企業などとの共同研究を推進する産学連携拠点となるもの。多様な企業の誘致を推進し、異分野融合研究を強化拡充させることで、さまざまなイノベーションや創薬分野におけるエコシステムの展開を目指す。
建設場所は仙台市青葉区西陵町1の1地内の敷地18万0718平方bで、東北大学病院の北西に隣接する旧RI病棟を取り壊して建設。建物はNearlyZEB化を目指す。敷地北側道路からラボに向かう動線についての計画検討も行う。
両業務でラボの新営設計のほか、旧RI病棟(RC造2階建て、延べ711平方b)、地下埋設のRI貯留槽、ポンプ室、希釈層(RC造170平方b)などの取り壊し、屋外環境整備の設計を行う。
履行期間は2025年3月31日。ただし、イメージパースは11月30日(建築設計のみ)、基本設計図書は24年2月28日、取り壊し・支障迂回の工事発注に必要となる図面・積算などは同4月30日、新営の工事発注に必要となる図面・積算などは同12月20日までにそれぞれ提出する。
提供:建設新聞社