新たな工業団地を計画している大津町は、9月補正予算に基本設計や地質調査などの業務委託費を盛り込んだ。2027年度の分譲開始に向け、整備計画の検討に入る。
TSMCの菊陽町進出を踏まえ、半導体関連産業などの集積地として整備する。予定地は、杉水地内の国道325号東側約9・7f(現況は農振農用地)。国道と接続が計画される中九州横断道路の大津西IC(仮称)に近接するなど、主要幹線道路等へのアクセス性に優れている。
想定するスケジュールは、今年度から基本設計や地質調査に取り組み、24年度に詳細設計に着手。25年度の着工を目指す。
9月補正には基本設計5163万円や地質調査1483万円などの委託費を確保したほか、必要な用地の取得に向けて財産購入費5135万円を計上し、限度額4億6214万円(期間・24年度)の債務負担行為も設定している。
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