米子市水道局は、同市石州府などで進める石州府水源地開発事業で、機械設備工事を水道施設工事A級対象に発注する方針を決めた。発注見通しを更新し、工事内容を踏まえ、工種を機械器具設置工事から改めた。工事費は1億円超が見込まれ、12月までに公告する。
また、同市車尾南2丁目で計画する水質検査棟新築工事は発注見通しに盛り込んでおらず、年明けの開札となるもよう。概算工事費2億円弱で、実施設計を年内にまとめ、2024年2月の着工を目指す。
石州府水源地開発は、市工業用水道事業の廃止に伴い、工業用水の水源を水道事業の水源へと転用する事業。機械設備工事は曝気設備、次亜注入設備、導水管移設といった工事概要に変更。工期は15カ月を見込む。
電気通信工事も、工事概要が電気設備工事、制御装置設置といった内容となり、工種を電気通信工事から電気工事に変更した。工期は15カ月、12月までに公告する予定。
このほか、水源地開発関連では、新日下橋橋梁添架工事を送水管布設工事(3工区)に編入し、発注する。
更新した発注見通しでは、東福原での配水管布設工事など水道施設工事B、C級向けの工事を5件追加した。
日刊建設工業新聞