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北陸工業新聞社
2023/09/29

【新潟】近く公告、12月議会承認/燕市全天候型子ども施設

 燕市は、全天候型子ども遊戯施設建設について、近く建築および機械設備、電気設備の3分割で入札公告する予定だ。市議会12月定例会で請負承認を諮りたい考え。
 計画によると、冬期間の悪天候や増加傾向にある夏場の猛暑日に左右されずに、体を使って思いっきり遊ぶことができる、県央地区初の全天候型屋内遊戯施設を整備するもの。年齢ごとの身体機能の違いや、興味ある遊具が異なるため、市では年齢に応じた施設のゾーニングを指定。ゼロ−2歳児対象ゾーンが一緒に遊べる「よちよちひろば」、壁面遊具などとし、3−5歳児対象はすぐに駆け付けられる「すくすくひろば」など。6歳児以上では見通しが良く見守れる「わいわいひろば」などを配置。建設規模はRC造(一部S造)2階建て延べ1485・81平方メートル、飲食スペースや授乳室などを設ける。駐車場は239台、駐輪場が17台程度。場所は大曲地内の敷地面積1万316・48平方メートル。2025年度冬ごろの完成、3月の供用開始を予定する。
 また、28日から市ホームページではイメージ動画を公開。子ども目線の3D動画でワクワクする施設の魅力を発信している。当初予算には継続費19億839万6000円を設定。年割額は23年度が7億2762万1000円、24年度は11億8077万5000円。
 設計は、三上建築事務所(茨城県水戸市)が担当している。

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