三豊市は、豊中地区の統合小学校整備に向けた設計業務を教育施設研究所大阪事務所(大阪市北区)が担当して進めており、8月末で基本設計が完了した。実施設計についても2023年度中に完了させ、校舎の施工者の選定を24年6〜8月に実施し、26年4月の開校を目指している。
同校は、豊中地区にある5校を統合した学校で、校名については豊中小学校が有力候補となっている。施設整備に伴い、周辺の通学路整備として交通安全対策も進めるとしている。
整備スケジュールについては、建設予定地を造成する施工者を11月中旬までに決める。校舎と屋内運動場の施工者は24年6〜8月の間で選定、プールや運動場、外構部分の施工者は24年1〜3月の間で決定する。
建設地は豊中町笠田竹田の農地で、敷地面積約2万1000平方b。校舎棟と屋内運動場、放課後児童クラブの敷地面積が8000平方b以内。外構工事などを含めた総工事費は30億円以内としている。
統合により廃校となる5校については、同校開校後に民間への売却また貸与を図るため、測量・境界線確定などを進めていく考えだ。
提供:建通新聞社