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建設新聞社
2023/09/29
【東北・福島】長大に決まる／磐越道４車線化只見川橋の設計プロポ
ＮＥＸＣＯ東日本東北支社は、磐越自動車道４車線化事業の一環となる「磐越自動車道只見川橋基本詳細設計」の委託先を長大に決めた。ＷＴＯ対象公募型プロポーザルで選定した同社と今月14日に見積もり合わせを行い、１億４６１０万円で決定。プロポーザルの参加者は長大、近代設計、大日コンサルタント、中央復建コンサルタンツ、富貴沢建設コンサルタンツ、大日本コンサルタント。
磐越道４車線化のうち、福島県会津坂下町の会津坂下ＩＣ付近は２０２１年３月に事業化。ＩＣ西側で阿賀野川水系只見川に架かる只見川橋は、橋長約３００㍍の鋼上路式逆ローゼ橋。下り線となるⅡ期線は、現橋の上流側（西隣）に設置する。
Ⅱ期線も同様の橋梁型式を採用し、４径間で橋長３１８㍍、有効幅員10㍍を想定。只見川を渡河するＰ２～Ｐ３がアーチ部分となり、アーチ支間長は２１２㍍。ほかに町道などを跨ぐ。
設計内容は、上部工基本設計、下部工５基の詳細設計、橋台２基の場所打杭基礎設計、仮設構造物と地山補強土工の設計、ＦＥＭ解析と動的解析。施工地は会津坂下町坂本地内（右岸）および片門地内（左岸）。履行期限は25年３月８日。
下部工は、橋台２基が逆Ｔ式。橋脚はＰ１が張出式。Ｐ２とＰ３はともにアーチアバット（壁式橋台）で、Ｐ２がＡａ１、Ｐ３がＡａ２となる。また、上部工の架設にはケーブルクレーン工法を予定している。橋梁型式検討業務は近代設計が担当した。
提供：建設新聞社
磐越道４車線化のうち、福島県会津坂下町の会津坂下ＩＣ付近は２０２１年３月に事業化。ＩＣ西側で阿賀野川水系只見川に架かる只見川橋は、橋長約３００㍍の鋼上路式逆ローゼ橋。下り線となるⅡ期線は、現橋の上流側（西隣）に設置する。
Ⅱ期線も同様の橋梁型式を採用し、４径間で橋長３１８㍍、有効幅員10㍍を想定。只見川を渡河するＰ２～Ｐ３がアーチ部分となり、アーチ支間長は２１２㍍。ほかに町道などを跨ぐ。
設計内容は、上部工基本設計、下部工５基の詳細設計、橋台２基の場所打杭基礎設計、仮設構造物と地山補強土工の設計、ＦＥＭ解析と動的解析。施工地は会津坂下町坂本地内（右岸）および片門地内（左岸）。履行期限は25年３月８日。
下部工は、橋台２基が逆Ｔ式。橋脚はＰ１が張出式。Ｐ２とＰ３はともにアーチアバット（壁式橋台）で、Ｐ２がＡａ１、Ｐ３がＡａ２となる。また、上部工の架設にはケーブルクレーン工法を予定している。橋梁型式検討業務は近代設計が担当した。
提供：建設新聞社
