日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/09/29
【埼玉】行田市 太田東小跡地の利活用検討に向けサウンディング調査
行田市は廃校となった太田東小学校の跡地利活用検討に当たり、サウンディング調査を行い民間活力導入可能性を探る。民間事業者から施設活用の提案を受け、実現性が高い活用内容や事業手法を整理するためのもの。10月〜11月に意見交換会を開催した後、提案内容を踏まえつつ施設利活用方針を検討。2023年度内に活用計画をまとめる流れを想定している。
太田東小(真名坂955)校舎は管理特別教室棟(RC造3階建て、延べ床面積2739u)・屋内運動場(RC造平屋、床面積683u)・体育器具庫(ブロック造平屋、床面積39u)の3棟で構成。ともに1984年3月に竣工し、2023年3月に閉校した。
校舎跡地の用途は▽文化施設▽スポーツ・レクリエーション施設▽体験交流施設▽観光施設▽地場産業活性化・支援施設▽業務支援施設――などを想定。地域活性化に寄与する施設とすることを軸に、民間事業者から具体的な活用案を募る。
太田東小の跡地利活用検討・事業者選定支援業務はURリンケージ埼玉事務所(さいたま市、電話048−872−3055)が担当。サウンディング調査においても同社が事務局を務める。