北海道建設新聞社
2023/09/26
【北海道】道建設部が南幌町内のゼロカーボン団地で新築住宅オーナーを募集
道建設部が南幌町で展開するゼロカーボンモデル団地「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」について、新築住宅の個人オーナー募集が始まった。道が作成するプラン集や設計・施工を担う事業者のホームページなどで、住宅のコンセプトや完成イメージを紹介している。22日時点で8区画のうち1区画のオーナーが決定。北方型住宅の周知や移住定住促進へ、広くPRする考えだ。
道、南幌町、北海道ビルダーズ協会、日本建築家協会北海道支部、北海道住宅供給公社が連携して取り組む。
設計・施工を担うのは、グループ1が橋本川島コーポレーション、沢村尚浩建築計画室、グループ2が大平洋建業、ボンアーキテクツ、グループ3が武部建設、アトリエmomo、グループ4が太平ホーム北海道、ノムアーキテクツ、グループ5が松浦建設、エスエーデザインオフィス、グループ6が山忠高島建設、ナカノ設計店、グループ7が丸作吉田建産、米花建築製作所、グループ8がリノア、石塚和彦アトリエ、グループ9が奥野工務店、山下竜二建築設計事務所、グループ10がキクザワ、弘田亨一設計事務所、グループ11が紺野建設、山本亜耕建築設計事務所の22社11グループ。
建設地は南幌町東町4丁目のAブロック4区画と東町3丁目のBブロックの4区画。太陽光発電設備の設置といった北方型住宅ZERO南幌モデルとしての条件に、太陽光が降り注ぐ住宅や土間のリビングを備えた住宅など、事業者独自の工夫が加わっている。
オーナーが決まったのは、紺野建設、山本亜耕建築設計事務所がBブロックで提案したプラン。
南幌町外から移住する子育て世帯が住まい手となる。引き続き、道と事業者が連携して情報を発信し、完売を目指す。