建設業の魅力発信を目的にした「けんせつみらいフェスタ2023」が23日、希望が丘文化公園スポーツゾーン特設会場(野洲市北桜)で開催され、当日の来場者は昨年の3600名を大きく上回る過去最高の約4100人を記録。将来の建設産業の担い手となりうる子どもたちにその魅力を伝えた。
当日は、多くの家族連れが参加する中、主催者を代表して公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会の奥田克実会長が「好天に恵まれ第9回目の開催を迎えることができ、実行委員会はじめご協力頂いた皆様に感謝したい。建設業における未来の担い手確保を目的に建設の魅力を知ってもらい「建設業ってかっこいいんだ」と思ってもらうため毎年工夫を凝らした内容で開催し、お陰様で恒例行事として楽しみにして下さる方々も多い。今年は会場を野洲市に変更し、PRや工夫が功を奏し、多数のご来場者で賑わうことを楽しみにしている」とのあいさつで開会。また来賓の江島宏治滋賀県副知事が「地図に残る仕事・建設産業あってこその滋賀県の基盤整備に一層のご協力をお願いすると共に、未来を担う子供たちにその魅力を知ってもらいたい」、大岡敏孝衆議院議員から「地域経済の活性化に不可欠な建設業のますますのご発展を」のメッセージが紹介された(代読)。
会場は、高所作業車の体験やクレーン車の試乗、各種展示やビデオ放映、キッチンカーや野洲中学校ブラスバンドなど盛りだくさんの内容で、来場者の笑い声が会場に響き渡っていた。
また、ステージでは令和5年度「滋賀県若手技術者・女性技術者土木交通部長表彰」や第29回「夢けんせつフォトコンテスト」の入賞作品・入賞者の表彰式も執り行われた。
「けんせつみらいフェスタ」は、県と公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会で組織する滋賀県建設産業魅力アップ実行委員会の主催。次世代を担う子どもとその保護者等に向け、生活・社会基盤の整備を担う建設産業の魅力を楽しく正しく理解してもらうことを目的としたもの。
提供:滋賀産業新聞