北陸地方整備局は19日、WTO(政府調達協定)対象の新潟港(西港地区)港内「新潟港(西港地区)航路泊地浚渫工事(その2)」について、施工体制確認型総合評価落札方式(技術提案評価型〈S型〉)の一般競争で開札し、5億7600万円で本間組に落札した。22日付の決定。
新潟港(西港地区)航路泊地の浚渫・土捨工および付工を施工する工事となり、概要はポンプ浚渫・土捨工約13万立方メートル。工期は2024年3月25日まで。建設キャリアアップシステム活用モデル工事、「労務費見積り尊重宣言」促進モデル工事などの対象。予定価格に6億2887万円、調査基準価格に5億7582万円を設定していた。
新潟港西港区の航路泊地浚渫事業について、船舶の安定運航を確保するため、グラブ浚渫・土捨工やポンプ浚渫・土捨工などを実施する。新潟港西港区は、国内最大の離島である佐渡島との離島航路や長距離フェリーが発着するなど、人流・物流の拠点として重要な役割を担う。船舶の安定運航を確保するため、航路泊地の浚渫事業を実施することで、人流・物流を支え、地域経済活動の維持・発展につなげる。