日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/09/21
【埼玉】羽生市 三田ヶ谷と村君2小跡地の活用の方向性検討
羽生市は、現在の井泉小学校(藤井上組270)に三田ヶ谷小(弥勒87)と村君小(堤107)の2校を統合する計画の進展に合わせ、閉校する2校それぞれの跡地活用を検討する。2023年度内には方向性を決め、24年度に基本方針をまとめる考え。民間ノウハウを生かす形態での跡地活用となれば、統合校が開校する25年4月以降に活用事業者を公募する。
昨年12月に跡地活用に向けた庁内検討委員会を設置している。9月議会の一般質問で今後の見通しについて報告した。
考え方として、総合振興計画など現状の市の上位計画やまちづくり方針、地域の意向に配慮した方向性を定める。民間活力の導入、財政健全化、市街化調整区域の特徴なども加味した検討に取り組む。
三田ヶ谷小は校舎(延べ床面積2597u)、屋内運動場(同750u)、プール施設(同66u)によって構成している。敷地面積が2万5465u。村君小は校舎(同1733u)、屋内運動場(同495u)、プレイルーム棟(同150u)、プール(同66u)からなる。敷地面積が1万7123u。
井泉小は校舎を大規模改造した上で、東中との施設分離型小中一貫校として運営していく。井泉小の改造工事(工事等費3億8911万円)は年内に発注、24年3月議会後に契約する。