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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/09/20

【群馬】伊勢崎市が竜宮浄水場で2期工事に向け設計進める


伊勢崎市は竜宮浄水場(宮子町3069)で進めている配水池の更新事業について、2025年度に2期目の工事着手を目指している。本年度は設計を新水設計(伊勢崎市)へ委託している。2期目の施工内容は既存配水池の撤去と1池の新設となり、規模は6000立方mを想定している。現在は1期目の工事として配水池の新設を進めているところで、24年度の完了を目指す。
配水池の更新は既存施設2池で耐震性が不足していることから、その対応として計画。全体で配水池2池の新設と既存の2池の解体を行うものとなる。現在進行中の1期目工事は敷地内へ配水池1池を新設するもので、24年度中の完了を予定。そのため、2期目の工事は最短でも完了後の25年度からとなりそう。既存の2池はともにRC造で、容量は第1配水池が3600立方m、第2配水池が6000立方m規模となっている。
25年度の着工を目指す2期目は、既存配水池2池の解体とRC造で、容量6000立方m規模のものを1池新設する内容となる。施工内容は解体工事と配水池の築造工事のほか、付帯工事として配管工事などの実施を予定している。工事は25年度から3カ年かけての実施を見込んでいる。
1期目の施工内容は、敷地内へ新たな配水池1池の新設を行うもの。22年度に5000立方mの配水池のほか、配水池の上部へ電気室・ポンプ室などを整備する工事を土木工事として小島建設・島久建設JVが受注している。予定価格は3億9725万円だった。
本年度は各付帯工事を発注しており、管工事をフキアゲ(伊勢崎市)、機械工事を豊鉄水工業(伊勢崎市)、電気設備をマルフク電気(伊勢崎市)がそれぞれ受注している。土木工事の進捗率としては、8月末時点で約7割となっている。