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　高岡市は、スポーツ施設のあり方などを話し合う「教育将来構想検討会議」を、１０月にも開催する。建設が凍結されている新総合体育館も含めて協議が進められるもようだ。
　新総合体育館は、老朽化が著しい市民体育館の代替施設として二塚地内の高岡スポーツコア内に計画。２０１７年度に財政健全化を優先し、建設が見送られた経緯がある。市では、庁内において竹平記念体育館（早川）のリノベーションや既存施設の有効活用を含めた検討が続いている
　なお、市議会９月定例会の代表質問の中で、最大会派の未来創政会からは、竹平記念体育館のリノベーションなどが提案されている。
　同体育館は１９９６年度に三協アルミ（現・三協立山）が建設し、２００５年度に市に無償譲渡された。建物はＳＲＣ造延べ床面積６０９２平方メートル。アリーナは１９００平方メートルで、２０００席の観客席を備える。トレーニング室のほか、体育室、会議室などもある。耐用年数は４７年とされる。
　検討会議は教育委員会が設置する教育長の諮問機関となる予定。示された方針を基に、教育委が具体的に計画を練っていく。