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　南相馬市が計画している新学校給食センター整備は、近く基本設計に着手する。現在は業務の入札方式を検討中で、10月中に委託契約できるよう準備を進めている。
　新施設は原町・小高区内に調理後2時間以内に給食を提供できる場所として、原町区内で用地を選定する。敷地面積は5000〜6000�u、施設規模は2階建て延べ4000�uを想定。1階に給食エリア、2階に事務室等を設け、1日最大3000食の提供を可能とする。
　2024年度は実施設計を行い建築工事に着手、25年度中に工事を完了し試験稼働。26年度の供用開始を目指している。
　現在の給食提供体制は、原町・小高区が校内で調理し、自校や近隣校に提供する親子方式を含めた自校調理方式が14校。鹿島区の4校は鹿島学校給食センターで調理を行っている。鹿島区の同センターは老朽化改修を進めながら今後も維持していく方針。