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　関東地方整備局は11日、台風13号接近による災害に伴い茨城県への支援を実施するため、ＴＥＣ−ＦＯＲＣＥ（緊急災害対策派遣隊）の出発式を行った。先遣隊２人、河川班８人、道路班８人の計18人が現地で活動。内訳として、関東整備局からは先遣隊を含め10人、常陸河川国道事務所と川崎国道事務所から各４人が出動した。
　代表として道路部の平本和寿地域道路調整官が「日頃から培った技術力と知識を最大限に発揮してＴＥＣ−ＦＯＲＣＥの自覚をもって被災地にニーズに答えられるよう活動する」と話した。
　続けて藤巻浩之局長は「記録的な大雨により、茨城県内では河川の氾濫、土砂災害、道路の途絶が発生している。いまだに全容がつかめていないところもある。被災地の1日も早い復旧復興に少しでも役立つよう、地域に寄り添って技術力や経験を活用してもらいたい。安全第一で作業をしてもらいたい」と激励した。
　なお、派遣先に関しては、先遣隊が茨城県庁、河川班が日立市、道路班は日立市と北茨城市となっている。