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秋田建設工業新聞社
2023/09/14

【秋田】電線共同溝詳細を公告/大曲大森羽後線の無電柱化

 仙北地域振興局建設部は14日、県道大曲大森羽後線の大仙市大曲丸の内町ほかで行う無電柱化(歩道融雪施設更新・電線共同溝設置)の電線共同溝詳細設計を公告した。開札は10月11日。延長1,100m(片側L550m)を対象に、電線共同溝と照明施設の詳細設計、埋設物調査を行う。既存の歩道融雪設備も更新する計画で、詳細設計は東邦技術が担当、年度内にまとめる。6年度から埋設物の移設補償を予定しており、当初予算に事業費を要望する。

 計画は、大曲福住町〜大曲浜町(L550m)の両側に電線共同溝を設置するほか、既存歩道融雪設備を更新するもの。区間内には丸子川に架かる大盛橋があるため、福住町(大曲厚生医療センター付近)から丸の内町(同橋梁付近)までの延長742m(片側L371m)と、浜町の延長358m(片側L179m)の2区間に分かれている。

 歩道融雪設備の更新対象は、◇丸の内歩道無散水 ◇丸の内町歩道無散水 ◇大盛橋無散水 ◇浜町歩道無散水 ◇花園町歩道無散水 ◇金谷町歩道無散水 ◇花園町8号歩道無散水 ◇花園町6号歩道無散水―で、いずれも地下水方式。同じ断面の下に共同溝、上に融雪設備を整備するため、工事では両設備を同時に発注する予定。

 年度内に電線共同溝と歩道融雪施設更新の詳細設計をまとめ、6年度から埋設物の移設補償に着手する方針。当初予算に補償に関する事業費を要望する。

提供/秋田建設工業新聞社