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　横浜市道路局は、都市計画道路の恩田元石川線元石川地区で、事業化に向けた神奈川県との協議を本年度に開始する。これに向けて、予備設計を共和技術コンサルタンツ（横浜市西区）に委託した。履行期限は12月15日。事業認可の協議を１年程度かけて行い、県の事業認可が出れば用地測量に着手する見通しだ。
　元石川地区は、青葉区荏子田〜元石川町地先区間の延長約４００�b。日吉元石川線と恩田元石川線の整備済み区間を結ぶ新設道路で、幅員は22�b。
　予備設計では都市計画決定から時間が経過しているので、現在の状況に合わせた図面を作成するとともに、日吉元石川線との交差点の構造と、道路が山を横断する区間について構造物の型式を検討する。
　恩田元石川線は、青葉区すみよし台〜元石川町地先を結ぶ延長５８６０�b、標準幅員22�bの都市計画道路。事業化を検討する元石川地区と、22年度に事業化して用地取得を進めている鉄地区は、都市計画道路の優先整備路線に位置付けられている。
　整備により、青葉区内の幹線道路ネットワークを強化するとともに、市営地下鉄ブルーライン３号線延伸事業で新駅を設置する嶮山付近へのアクセスが向上することが期待される。

提供：建通新聞社