建設新聞社
2023/09/13
【東北・青森】奥村組JVに決定/設備一括の蓬田村新庁舎建設
蓬田村は、老朽化している役場庁舎の移転新築となる設備一括の「総管工第2号蓬田村新庁舎建設工事」の施工者選定へ、条件付き一般競争入札を行った結果、1落の16億7500万円で奥村組・藤本建設JVに決定した。入札者は同JVのみ。
同村蓬田汐越1の3地内にある現庁舎は、旧耐震基準の施設であることや、現在地が海抜が低く津波や豪雨の際に浸水被害が懸念されることなどから整備を立案した。
計画では、国道280号沿いの同村阿弥陀川汐干地内に、S造2階塔屋1階建て、延べ2372・23平方b規模で新庁舎、その東側にS造2階建て、延べ522・49平方bの車庫棟をそれぞれ建設する。
また、1万3581・09平方b規模で駐車場131台(来庁者61台、職員70台)、駐輪15台、イベント会場などとして利用できる村民広場整備などの外構も整備する。
工期は2025年6月30日まで、同年8月ごろの開庁を目指す。
なお、実施設計は楠山設計が担当した。
提供:建設新聞社