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　朝霞市は、９月補正予算案に朝霞中央公園（青葉台１−９−２）野球場の防球ネット増設へ向けた調査・設計費１４１９万円を計上した。既設の防球ネットから延長する形で新たなネットを設ける計画で、予算が可決されれば整備予定地における地中埋設物の調査、ネット設置の設計へ取り掛かる。２０２３年度内に仕様をまとめ、順次工事を行う流れを想定する。
　朝霞中央公園では、施設の安全性を向上させるため防球ネットを増設する予定となっている。当初はコンクリート製の柱を新たに立て、既設の柱から設置した柱へ向かってネットを張る方針だった。工事発注後、柱の設置予定地周辺にＬ型擁壁の一部など地中埋設物が位置しており、当初の計画では施工できないことが判明したため、工事を中止している。
　改めて現地の埋設物状況調査とネット増設の設計から行うため、９月補正予算で調査・設計費を組み込んだ形となる。現在の設備から延長する形で防球ネットを設置する方向は維持しつつ、埋設物の状況に応じて最適な施工方法を具体化する見通しだ。