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　屋久島町は、老朽化の著しい屋久島離島開発総合センターと宮之浦体育館の後継施設として整備を検討する多目的アリーナについて町民検討委員会を実施し、２０２４年１月をめどに基本計画案を取りまとめる。このほど開かれた議会全員協議会で報告があり、３階建てとする施設配置イメージも提示。床面積２５００〜２８００�uを想定している。
　副町長や総務文教・産業厚生常任委員会委員長、各種団体代表らで構成する町民検討委員会は、10、12、１月の３回実施を予定し、並行して行われる庁内検討委員会とともに議論を進め、基本計画案を取りまとめていく。その後、パブリックコメントや住民説明会を経て、24年４月までに基本計画を策定したい考えだ。基本計画、ＰＦＩ可能性調査については、パシフィックコンサルタンツが支援業務を受託している。
　報告では、施設配置イメージも提示。１階に図書室やキッズスペース、防災備蓄スペースを設け、２階にステージを含む多目的アリーナ、３階に客席や会議室（控室・リハーサル室兼用）を配置するイメージが示された。
　今後、27年度の供用開始に向け整備を進めていく。