東北地方整備局鳥海ダム工事事務所は7日、ダム建設工事に伴い付け替える市道百宅線の5号橋下部工工事をWTOで本局から公告、来年2月13日に開札する。工事では、橋台2基と橋脚2基の基礎・躯体工を649日間の工期で進める。上部工は8年度に着工する予定。
鳥海ダムは、由利本荘市鳥海町百宅に建設する集水面積83.9ku、総貯水容量46,800,000㎥、堤高81m、堤頂長365mの台形CSGダム。総事業費は約1,990億円で、14年度の完成予定。既設の百宅線の一部区間がダム建設後に水没することから、付け替え整備を進めている。現在、同路線では2号橋や4号橋の下部工が進められている。
5号橋は橋長139m、幅員7m、橋台2基と橋脚2基で構成されるPC3径間連続ラーメン箱桁橋。基礎工では、A1橋台深礎杭工事とA2橋台基礎工、P1・2橋脚の大口径深礎杭工事を実施する。使用する資機材はコンクリート約6,200㎥、鉄筋約973t、ライナープレート約120m。
入札では、1次申請書を今月27日、2次申請書を11月22日まで受け付け、6年2月13日に開札する。
提供/秋田建設工業新聞社