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　富山県厚生部こども家庭室は、こども総合サポートプラザ（仮称）の整備を計画し、９月補正予算案に実施設計費９４０万円を盛り込んだ。
　富山駅前ＣｉＣビル５階（富山市新富町）の県職員研修所部分に、子どもに関する相談機関を集約。富山児童相談所の移転改築に伴い育成総合支援センター（仮称）を設けるほか、子ども・若者総合相談センター、県警少年サポートセンター、総合教育センター相談窓口を配置し、既設の富山市子育て支援センターなどと連携する。整備面積は３８３平方メートル。２０２５年度の供用開始を予定している。
　富山児相（富山市東石金町）の移転改築では、ＣｉＣビル５階とともに、県リハビリテーション病院・こども支援センターの隣接地（富山市下飯野）に養育・援助センター（仮称）を整備し、２拠点体制とする。
　職員研修所はＣｉＣビル６階に移転するため、補正予算案に整備費として１３８０万円を計上、債務負担行為９９８０万円を設定した。