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　射水市は、市内６カ所の主要体育館について、公民連携（ＰＰＰ／ＰＦＩ）による施設整備や民間譲渡を含めた検討を進めるため、対話（サウンディング）型市場調査に取り組む。１０月上旬に実施要領が公表される見通し。
　対象施設は新湊総合体育館、小杉総合体育センター、小杉体育館、大門総合体育館、大島体育館、下村体育館。
　スケジュールでは、１０月下旬に参加事業者説明会および現地見学会を開き、１１月下旬〜２０２４年１月中旬にかけて参加事業者との対話が進められる。結果は市議会３月定例会に報告される。
　市によると、市内の多くのスポーツ施設が、１０年以内に耐用年数を迎えるなど老朽化が進んでおり、多額の財源が必要となる大規模改修や改築などの課題に直面している。主要体育館は、公共施設再編方針（２０年３月）および公共施設個別施設計画（２１年３月）では、機能集約や民間譲渡を検討の上で、新湊総合体育館と小杉総合体育センターの２館への集約を目指すとされた。今回の調査を通じて、民間活力導入による施設存続の可能性や市場性の有無など様々な可能性を探ることにしている。
　この事業に関しては、１３日に開く市議会総務文教常任委員会で説明される。