福井県建専連(田中猛雄会長)が、建築職人の魅力をアピールするポスターを作成した。
内容は、型枠や内装、建築大工、左官、管工事、防水、鉄筋、鳶土工、建築板金、塗装の若手たちが、真剣な眼差しで仕事に打ち込む姿を活写し、全面に配している。
リアルな現場で、日本の建物づくりを支える建築職人になろうと呼びかけ。また、女性も活躍する職場を強調して印象的だ。
建専連は毎年、専門工事業をPRする、こだま運動や、国と県との行政勉強会などを継続実施。スローガンは、技能集団として前進し、責任施工協力体制を確立しよう。建設業法を守り、適正な元下関係をめざそう、と設定している。
職人たちが高校生に魅力アピール/フクイ建設技術フェアで体験会行う
建専連は、6・7日の両日、県産業会館で開催される、フクイ建設技術フェアにおいて、高校生を対象に体験コーナーを設け、仕事内容をアピールすることとしている。
昨年開催のフェアでは、同様の体験コーナーに高校生を約240人招き、仕事の楽しさや魅力を紹介している。武生商工や奥越明成、若狭東、福井高専、福井農林、敦賀工業の生徒たちから、好評を博している。
今回も、建専連加盟の各組合では、趣向を凝らした体験メニューを用意。日々、現場で活躍する職人さんたちが会場にスタンバイ。生徒たちに、磨き上げた腕前を披露したいとしている。