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　津幡町は４日開会の町議会９月会議に、７月に発生した豪雨災害の復旧費などを盛り込んだ一般会計４６億７３６１万１０００円（累計２００億９５１８万９０００円）の９月補正予算案などの議案を提出した。補正には、ＩＲいしかわ鉄道津幡駅の東口整備に伴う自由通路など新設工事について、今年度から５年間の債務負担行為１６億３１５７万９０００円を設定した。
　津幡駅構内での自由通路新設に伴い、２０億７２６５万８０００円でＩＲいしかわ鉄道と工事委託契約を結ぶ議案も提出された。エレベーターやトイレ整備なども含まれる。
　津幡駅では、交通利便性の向上を図るため、東口を新設し、東西地域をつなぐ約４３メートルの自由通路（跨線橋）を建設する。町側がロータリー広場や駐輪場、広場への接続道路などを整備し、２０２７年度の全体完成を見込む。
　一般会計の災害復旧費には、道路や河川など公共土木施設に９億５６８１万６０００円（補助分９億４３３１万６０００円、単独分１３５０万円）、農地や農業用施設、ため池、林道に３４億３３７万５０００円（同２９億９９８７万５０００円、同４億３５０万円）などを配分した。
　下水道事業会計には、電気設備が浸水した浄化センターなどの復旧費を含む事業費８億９２０００万円を計上した。