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　杉戸県土整備事務所は８月31日、若手職員を対象に建設機械の見学会を開いた。埼玉県建設業協会杉戸支部と東リース幸手営業所が全面的に協力。星野守男支部長は、積算に携わる発注者が建機に触れ、大きさや性能などを理解してもらうことの意義を唱えた。
　会場は東リース幸手営業所。杉戸県土からは、坂巻雅夫施工監理主幹、黒澤学道路環境部長が先導し、若手職員約15人が参加した。
　星野支部長は「発注者も書類仕事が増えており、なかなか現場に足を運ぶ時間が取りにくいと聞いている。建機の実物を見ることで、積算をする際にイメージをつかめるようになってもらえれば、受注者側にとっても良いこと」と見学会の意義を語った。
　坂巻主幹と黒澤部長も若手職員が建機に触れ、現場を知っていくことの重要性を強調した。
　参加者からは「小規模な現場で大きい建機を使う必要はないので、延長や面積など施工の規模と、使用する建機をマッチングさせることが重要」との声があった。
　説明に使用した建機はバックホーなどの掘削機械、プレートやサイドローラーなどの転圧機械、グレーダーなどの整地運搬機械。このほかＩＣＴの最新技術についても学んだ。
　当日は東リースＩＣＴ事業部のほか、コベルコ建機日本、酒井重工業、明和製作所、ヤンマー建機も協力し、職員からの質問に答えた。