第2回の「大野市文化会館あり方検討委員会」が8月31日、天神町地係の結とぴあで開催された。第1回で提案された▽現敷地新築案▽結とぴあ増築案▽図書館増築案−の3案に▽駅東公園での新築案を加えた4案について、事業費等の調査を行うこととなった。新設する建物の規模は約2400〜2600平方メートルを想定する。
今回は調査の前提として、前回示した整備案の優先順位やホールの座席数、諸室や規模について協議した。
増改築・改修案については、建築法上の規制などから、建設が可能かどうか詳細な調査を要するため、調査を実施する優先順位付けを行った。その結果▽結とぴあ増築案▽図書館増築案▽学びの里「めいりん」改修案−の順となり、上位2案について詳細な調査を行った上で、事業費を算出することとなった。また、新築案では詳細な調査が必要ないため、それぞれ事業費の算出を行う。
座席数は、これまでの学校・保育園や市民団体の催しの利用者数などを考慮し、400席と設定。諸室は前回の基本計画策定時と同様の大ホールや楽屋、練習室等を想定する。建設規模は▽現敷地新築案▽駅東公園での新築案▽図書館増築案−で約2600平方メートル、▽結とぴあ増築案で約2400平方メートルを見込む。
月内にも指名入札で調査業務を行う業者を選定する予定。年度末の調査完了を見込む。