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　京都府は、福知山市長田野町の長田野工業団地の脱炭素化を推進。再生可能エネルギーや水素等を最大限に活用した「ゼロカーボン・ゾーン」のモデルに位置付け、その具体化に向け調査に乗り出す。
　ゼロカーボン・ゾーンの具体化に必要となる基礎調査として、同工業団地内企業等における再エネの導入ポテンシャルを調査し、水素製造等に活用するための余剰電力量の推定等を行う。
　長田野工業団地に入居する約40事業者のうち、府が事前に今回の事業への連携に承諾が得られた事業者を対象に、各社の建物や敷地内への太陽光発電設備の導入に関するポテンシャルの算定調査を行う。
　長田野工業団地内のうち、府及び福知山市が所有する土地に関するポテンシャル調査も行う。また水素利用等について事前調査やポテンシャル調査等を踏まえた分析等を行う。
　府は８月31日、再エネ導入ポテンシャル調査等業務を一般競争入札で公告した。
　主な業務は、�@連携企業への説明及び確認�Aポテンシャル調査及びシナリオ分析�B水素利用等に関する分析等。
　契約期間は令和６年１月31日まで。
　仕様書等の交付・申請書の交付及び提出は９月14日まで。
　主な参加資格は、▽最近３ヵ年に再生可能エネルギー（主に太陽光エネルギー）の導入や利用のポテンシャル調査等の業務を実施した者▽最近３ヵ年に脱炭素化に資する水素エネルギーの活用等に関する業務を実施した者▽最近３ヵ年に官公庁からの委託実績がある者等。
　入札及び開札の日時は９月21日午後２時。場所は京都府庁（京都市上京区）の旧本館２階の総合政策環境部会議室。
　担当は京都府総合政策環境部脱炭素社会推進課（�рO７５−４１４−４２９８）。