滋賀県琵琶湖流域下水道事業において、今年度からの概ね10年間で実施する「中期的な新築、増改築及び修繕の見通し」が明らかになった。今年3月に策定した第2期ストックマネジメント計画に基づくもので、それによると改築更新、水量の伸びに応じた施設増設を行い、処理機能の健全性を確保するとともに、各種維持管理データの蓄積・分析・評価を行い、施設の健全性確保とさらなる業務の効率化・コスト縮減を図っていくとしている。
各処理区別の主な事業見通しは次の通り(▼施設名=実施年度)。
◎湖南中部処理区
▼3系水処理設備更新、耐震補強=29年度〜32年度
▼6系1/2水処理施設増設=25年度〜28年度
◎湖西処理区
▼沈砂池設備更新2/2=28年度〜29年度
▼1系水処理設備更新=24年度〜25年度
▼2系水処理設備更新=26年度〜32年度
◎東北部処理区
▼B―1系水処理設備改築更新、耐震補強=25年度〜28年度
▼B―1系水処理設備(砂ろ過)改築更新=29年度〜32年度
▼監視制御設備改築更新=25年度〜27年度
▼汚泥焼却施設改築更新=27年度〜30年度
◎高島処理区
▼水処理5号池増設=24年度〜28年度
▼汚泥処理設備改築更新=29年度〜31年度
▼水処理設備改築更新、耐震補強=31年度〜32年度
提供:滋賀産業新聞