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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/08/29

【埼玉】北本市 コミュセン解体跡地について売却・利活用の2案から検討

 北本市は2024年度に解体を予定するコミュニティセンターの跡地について、当初予定していた「売却を検討する」方向に加えて、市が跡地を利活用する方向も含めて方針を検討する。今後はまず、市民から跡地利活用に関する意見を募る。9月29日まで意見を受け付けた後、市民意見を反映しながら跡地利活用・売却の両方向を検討する運びとなっている。
 コミュニティセンター(本町8−156−3)の敷地面積は約3305u。当初は売却を優先的に検討する方針となっていたが、用地が建物の建設に制限を設ける市街化調整区域となっているため、売却が困難となることを想定して市が跡地を活用する方向も視野に入れる運びとなった。市が跡地を活用する場合においても原則として新たな施設は建設しない方針。
 同施設はRC造2階建て、延べ床面積1543uの規模を有し、1980年に竣工。整備を進めている栄市民活動交流センターへ機能を集約するため、施設を解体する予定だ。現時点では23年度内に設計をまとめた後、24年度に解体する流れを予定。解体の設計は共同設計社(杉戸町、電話0480−35−1100)が手掛ける。