建設新聞社
2023/08/29
【東北・福島】郡山市に管理型最終処分場を新設
ミダックホールディングス(静岡県浜松市東区有玉南町2163 加藤恵子代表取締役社長)は、福島県郡山市に管理型廃棄物最終処分場の新設を計画し、28日から環境影響評価方法書の縦覧を開始した。
事業実施区域は、郡山市田村町栃山神境地平45の11ほか地内の31万1712・79平方b。郡山市の南東部で、国道49号の北側に位置し大部分が森林地帯となっている。
処理能力は、埋立面積7万1429平方b、埋立容量161万8217立方bで、対象物は産業廃棄物(燃え殻、廃油、廃プラスチック、紙くず、木くず、金属くずなど)、特別管理産業廃棄物(特定有害石綿など)とする。
工事内容は、搬入道路整備900b、切土146万7000立方b、盛土14万4000立方b、管理施設整備(管理棟、受入計量システム)、浸出水処理施設整備(処理能力200立方b/日、浸出水調整槽1万4400立方b)など。
着工は2025年1月で、完成は30年12月、埋立期間は31年4月〜49年3月までの17年間。主な工事工程は、準備工25年1月〜9月、搬入道路整備25年4月〜26年8月、土木造成工事25年5月〜28年12月、埋立処分場整備工事25年7月〜30年8月、浸出水処理施設整備工事29年3月〜30年9月としている。
方法書は、建設工学研究社(大阪市東淀川区)に委託した。縦覧は同社ウェブサイトのほか、福島県庁、郡山市役所などで9月27日まで行っている。
提供:建設新聞社