富山県建設業協会富山支部青年部会(堂口隆介部会長)は22日、富山市八尾町井田地内の井田川河川敷で、全国的に有名な祭り「越中おわら風の盆」開催に合わせた臨時駐車場整備のボランティア活動を行った。
この日は会員83人が参加。新型コロナ発生後、4年ぶりの通常実施となる、おわら風の盆の開催時に臨時駐車場として使用される、八尾スポーツアリーナ裏の河川敷(約2ヘクタール)の雑草を、肩掛け式草刈り機44台できれいに刈り取った。刈った草を集めた後、転落防止用のロープ張り作業などにも汗を流した。
堂口部会長は、「建設青年団体の全国組織である全国建設青年会議では、平成15年11月に7月28日を「全国建設青年の日」と定め、建設産業の市民化を広くアピールすることを目的に、全国でともに行動している。富山支部青年部会でもその活動の一環として、平成16年から毎年ボランティア活動を続けている」と活動趣旨を説明した上で、「おわら風の盆は、県内外から多くの観光客が訪れる富山市のメーンイベント。八尾で駐車場整備を行う事前美化活動は今回が8回目だが、毎回地元の皆さんに大変喜んで頂いており、われわれのやりがいにもつながっている。本日の参加メンバーは普段から草刈り機の扱いに慣れている。今後も職種を生かした地域貢献活動を続けていきたい」と話している。