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　県教育局は所沢商業高校の防音校舎で復温除工事を実施する。具体的な工事時期は検討中だが、順調ならば２０２４年度の施工が見込まれる。23年度は24年２月28日までに金子設計（狭山市、��04−２９５６−１７３１）が設計をまとめる。工事費としては約６億１０００万円を試算。
　所沢商業高校（所沢市林２−88）の建物は管理棟がＲＣ造４階建て、延べ床面積２８６５�u、普通教室棟はＲＣ造４階建て、延べ床面積４０６８�u、特別教室棟がＲＣ造４階建て、延べ床面積３３８６�uとなっている。
　既存空調機器は設置から20年程度経過し、老朽化などにより機能が低下している。そのため「防衛施設周辺防音事業工事標準仕方書」に基づき、空調機器を更新し、室内環境改善を図る。工事に際しては、利用者は安全に使いやすく、施設管理者は維持管理しやすく、また環境・省エネに配慮した設備となるようにする。書庫、倉庫、更衣室、トイレ、印刷室、機械室、湯沸室、廊下などは対象外。
　今回は冷暖房、換気など機械設備工事が中心。機械設備工事に関する動力、電灯、放送、火災報知の各設備、内装改修、仮設工事も合わせて行う。既存電灯設備についてはＬＥＤ照明への更新を基本に考えている。