長岡市は16日、西川口地内「東川口保育園移転改築工事」を制限付き一般競争入札で開札し、5億6830万円で大石組・吉原組・高正建設JVに落札した。
計画によると、東川口保育園は2004年の中越大震災での被害や、老朽化による床暖房の不具合、窓の結露などといった保育ニーズに十分対応できていないことから子育て環境の充実を図る。西川口保育園(ゼロ歳児)を統合した東川口保育園(1、2歳児)を川口中学校グラウンドの一部に改築する。
建設規模はRC造4階建て延べ1939・00平方メートル。内部には乳児・ほふく室、保育室(4室)、遊戯室、給食室、職員室、エレベータ(車いす対応、11人乗り)、屋上観覧スペースなどを設ける。また、外構では約600平方メートルの園庭に5台程度の遊具を設置するほか、屋内運動場に通じる通路(舗装色分け程度)などを整備する。認可定員が100人。市議会9月定例会で請負承認を諮り、工期は2024年12月20日まで。設計は細貝建築事務所(長岡市袋町)が担当。