高岡市は、高岡西部中学校区小中一貫校の校舎増築用地として、西条小学校の解体工事を計画する。工事は第4四半期に条件付き一般競争入札で開札される。工期は約12カ月間。
解体されるのは校舎(RC造3、4階建て)と体育館(SRC造平屋建て)で、総面積は約6704平方メートル。2023年度当初予算には継続費3億5871万5000円が設定されている。年度割は23年度1793万6000円、24年度3億4077万9000円。
小中一貫校は旧高岡西高校を改修して活用するほか、隣接する西条小学校を解体した跡地に校舎が増築される。1期工事では校舎改修および増築が進んでおり、工期は24年1月まで。
2期工事では、RC造一部S造3階建て、延べ床面積約4051平方メートルの増築工事と、RC造一部S造、SRC造3階建て、延べ床面積約1万527平方メートル(校舎と体育館)を対象とする改修工事が計画される。
川原、西条、横田の3小学校が再編統合され、高岡西部中学校を移転併設する小中一貫校とする計画。小学校は24年度に開校、その後、27年度に中学校も含めて全体開校となる。
実施設計は新建築設計事務所(高岡市野村)が担当。委託期間は24年8月まで。