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　白山市は、（仮称）西松任駅周辺地区の都市構造再編集中支援事業として、市道千代野環状線のバリアフリー整備などを計画している。今年度は測量などを進め、事業の進捗を図っていく。
　北安田地区の住宅団地「千代野ニュータウン」を囲むように形成する同路線（千代野西１丁目など）は、全体延長が２２００メートル、幅員が１６メートル。歩道が車道より高くなっているため、車道のかさ上げを計画している。
　同団地は造成後４０年が経過し、地域住民の高齢化が進んでいることから道路のバリアフリー化で段差を解消することにより、歩行者らの安全性向上や魅力あるまちづくりを進める。同路線の測量はシーディーシーが担当。
　このほか、来春の西松任駅開業を見据え、駅前に駐車場や駐輪場を整備し、交通結節点機能の強化を図る。加賀地区開発促進協議会の要望では、総事業費を１１億６１５０万円に設定している。