射水市は30日、「最終処分場基本設計策定業務委託」を指名競争入札する。
一般廃棄物最終処分場である野手埋立処分所(野手地内)の拡張に係る基本設計。予定価格は事後公表。委託期間は2024年3月15日まで。
同処分所(1982年4月供用)が2027年度末に埋立完了することから、既存埋立地の嵩上げおよび一部拡張により、埋立地を確保する。
基本計画によると、埋立面積は3000平方メートルの拡張と既設上部9900平方メートルの嵩上げの計1万2900平方メートルの整備で、2万5900平方メートル(変更前2万2900平方メートル)となる。埋立容積は7万立方メートル増えて35万立方メートル。
工期は2025〜27年度まで。28年度の供用開始を予定し、埋立予定期間は15年を見込む。
埋立形式はオープン型処分場で、遮水工、管理施設(管理道路、地下水モニタリング施設)、関連施設(立札、外周フェンス、門扉)などを整備する。概算工事費は15億円。