全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　小牧市は、米野小学校全面改築の基本設計業務について、５者が参加した公募型プロポーザルから最優秀者を大建設計名古屋事務所（名古屋市東区）に決めた。９月上旬の契約を目指す。履行期間は２０２４年３月下旬。
　大建設計の提案は、周辺環境を生かしたゾーニングを検討し、学習環境や学校の地域開放などにも十分配慮しており、緑地を取り込み自然と一体に活用できる校舎配置が高く評価された。
　基本設計後のスケジュールは、実施設計を24年度でまとめ、建築工事を25〜26年度で行う。校舎の供用開始とその他工事は27年度、全体の供用開始は27〜28年度となる。
　新校舎（校舎、体育館、屋上プール）の構造は鉄筋コンクリート造他。計画規模は３〜４階建て延べ１万平方�b。所在地は中央５ノ３３９。敷地の拡張は行わないため、現在敷地内にあるプレハブ施設の「児童クラブ」は、校舎内に整備する形の複合校舎となる。
　学校敷地は１万９６１７平方�b。既存規模は、校舎が南北棟２棟で共に鉄筋コンクリート造３階建て。総延べ床面積は約６７００平方�b。体育館の延べ床面積は約１２００平方�b。この他、プールやプレハブの校舎、児童クラブなどがある。
　基本計画は、同校改築協議会と地域計画建築研究所＜アルパック＞名古屋事務所（名古屋市中村区）が担当した。


提供：建通新聞社